鳥取市議会 2021-06-01 令和3年 6月定例会(第4号) 本文
野洲市では、市役所本館1階に総合相談窓口を設け、そこからワンストップで必要に応じて生活困窮相談や専門相談などの支援につなげています。また、神奈川県座間市はチーム座間と名づけ、福祉部生活援護課にワンストップで断らない相談支援体制を構築されております。この2つの市の担当者のお話を聞く機会がありました。その話の中で、このワンストップの相談支援体制のメリットについて聞くことができました。
野洲市では、市役所本館1階に総合相談窓口を設け、そこからワンストップで必要に応じて生活困窮相談や専門相談などの支援につなげています。また、神奈川県座間市はチーム座間と名づけ、福祉部生活援護課にワンストップで断らない相談支援体制を構築されております。この2つの市の担当者のお話を聞く機会がありました。その話の中で、このワンストップの相談支援体制のメリットについて聞くことができました。
まずは、急速に進行する人口減少や少子・高齢化への対応が本市の喫緊の課題であり、実情と捉えておりまして、加えまして、長引くコロナ禍で生活困窮相談や個人向け生活福祉資金の増加、生活を支える路線バスなど公共交通の利用者減、外出自粛などに伴う、飲食、観光をはじめとした事業者の売上げへの影響、雇い止めや事業主都合による解雇など、市民生活や地域経済に大きな影響が表れていることを、コロナ禍における本市の実情と捉えております
内訳としましては、住居確保給付金に係るものが138件、コロナ禍に係る生活困窮相談が34件、その他の相談が117件となっています。 以上でございます。
次に、生活困窮者支援の取り組みについて、平成11年の消費生活相談室設置から、多重債務者包括的支援プロジェクト、生活困窮者自立促進支援モデル事業、生活困窮者自立支援法施行を経て、現在は、市民相談、消費生活相談、法律相談、税務・行政相談、就労相談、生活困窮相談など、相談機能を市民生活相談課に集約しているとのことです。
5月末現在で生活困窮相談が22件、そのうち社会福祉協議会の生活福祉金の貸し付けを行ったものが3件、住居確保給付金の利用が1件、生活保護申請に至ったものが6件と、このようになっております。 そのほかの相談者につきましては、庁内関係課、民生委員、ケアマネージャーなどと連携して継続的なフォローを行っており、生活上の異変が感じられた場合には速やかに支援が行える体制をとっているところであります。